~必要な物~ 2024.2.1 更新
ザック (リュック) |
20~30Lがベスト。腰ベルトや横にドリンク入れが付いた物が便利です。防水スプレーをお忘れなく。 |
ザックカバー | ザックには防水性がほぼありません。雨だけではなく、霧が多い富士山では必要です。 |
登山靴 | 登山靴または、トレッキングシューズが高低差があり砂れき地、岩場などがある富士山には最適。
形は足首とくるぶしをしっかり固定し、靴底がしっかりしたハイカットがベスト。購入する際には、厚手の靴下、薄手なら2枚の靴下を持参し履き試すと良いでしょう。 あるある話!→長年使用していなかった靴は、底がはがれる可能性がありますので、事前にチェックして下さい。防水スプレーをお忘れなく。 |
手袋 | 登山道にはロープをつたって登る難所もあるので、手の保護として絶対必要です。日焼け防止や防寒にもなります。手のひら側に、すべり止めのポコポコがついているとベスト。下山時もロープの摩擦で手が切れてしまう場合があるので、必ずはめて下さい。 |
上下カッパ (カサ禁止) |
カサは飛ばされ危険なので不可。 雨が下から横からも降ることもあるので、カッパはセパレートタイプ(上下別)のものを用意しましょう。ゴアテックスなど防水透湿性素材は高価ですが、とても山登りに適していて、雨具としてではなく防寒具としても使え優秀! 天気予報で降水確率0%でも、山の天気は変わりやすいので必ず持参して下さい。防水スプレーをしておくと撥水(はっすい)性が高まります。 |
帽 子 | 紫外線防止、防寒対策に。キャップクリップなどで、強風でも飛ばない工夫をする必要があります。休憩などで置き忘れにご注意下さい。 |
服装(上着) | 基本的に重ね着がベスト。半袖Tシャツ→長袖シャツ→セーター又はフリース→ウインドブレーカー又はスキージャケットなど風を通さないもの。 気温は100メートル高くなるごとに、約0.6度下がる為、山頂は平地より約20度以上も寒い計算になります。 山頂気温は日中約10度、夜間、ご来光時には0度以下になることもあります。 また、風が強くなるほど寒さも強く感じられ、強風で更に雨が降っている時には顔に付いた水滴が瞬時に凍ることもある程、寒さは半端ではありません。しかし、日中、風もなく晴天の場合は登山中汗ばむ陽気も多くありますので、重ね着が便利です。 |
パンツ | ストレッチ性が高く、速乾性に優れたものを。ジャージでも可能ですが、風を通すので寒く感じる場合はカッパのパンツを重ねてもいいです。ジーンズは濡れると重くなり、乾きも悪いので登山には向きません。 |
厚手の靴下 | 靴ずれやマメ防止に。厚手なら一枚、薄手なら二枚。いずれも靴に合わせることが重要です。 雨に濡れてもいいように、替えも必ず持参しましょう。 |
着替え | 登山中はかなりの汗をかくので、替えのTシャツ・下着は用意しましょう。リュックに入れる際、必ずビニール袋(ジップロック)に入れる事。 |
杖 | 金剛杖、ステッキは斜面でもバランスを保ちやすく、足の負担を軽くします。 要所要所で焼き印(有料)を押してもらうのも記念になります。 金剛杖は五合目や山小屋で購入可能。 ※スキーのステッキでもOKですが、人にあたると危険ですので、必ず先端をガムテープで巻いて下さい。 |
タオル | 汗を拭いたり、首に巻くと日焼けが避けられ疲れにくくなる効果もあります。 防寒用にも使えたり、かなり役にたちます。 何枚か持参を。 |
日焼け止め・ サングラス |
富士山の紫外線は超強力。 顔だけでなく首、忘れがちな手の甲にも塗る。 |
ゴーグル | 富士山はとにかく風が強く、雨が降ってない日が続くと砂埃で目が開けられないなんてこともあります。 近年ゴーグルを装着されている方が増えてきました。 |
ヘッドライト | 夜は登山道に照明は一切なく真っ暗なので、夜登山の方は必需品。 夜間トイレに行く際にも必要です。 普通の懐中電灯より両手が空くヘッドライトが便利。 |
モバイルバッテリー | コンセントは増設しましたが、混雑時は使用できない場合があります。モバイルバッテリーは持参いただけると安心です。 |
トイレット ペーパー |
トイレットペーパーは芯を抜きつぶし、雨に降られてもよいように、ビニール袋に入れていくとよいでしょう。ティッシュより便利です。 |
ゴミ袋 | 自分の出したゴミは全部必ず持ち帰ることが、登山する上でのマナーです。中が見える透明なものを5枚位用意。(ジップロック 大サイズも便利です。) 喫煙者は携帯灰皿を必ず持参して下さい!! 山に残して置いて来ても良いものは、「思い出」と「足跡」のみ!ご協力下さい。 |
眼鏡 | 富士山は風が強く目に砂が入るとかなり痛いので、コンタクトの方は必ず眼鏡も併せてご持参ください。 |
携帯電話 | はぐれた場合や、緊急事態に大活躍。山小屋では安全のため、電源はお切り下さい。 必ずフル充電してきて下さい。 |
小銭 (小銭入れ) |
基本的に山小屋では両替不可なので、トイレ利用など1000円分位小銭を用意しておきましょう。 リュックに入れた財布だと、その都度出すのは面倒なので、首にかけるタイプやポシェットなど、すぐ出せる小銭入れがあると便利。 |
あれば 便利な物 |
ばんそうこう・布ガムテープ・スパッツ,・ウェットティッシュ・チョコレートなど甘いもの(疲れとり)・紙マスク |
★ご注意★
リュックに荷物を入れる際、防寒具・着替え等は濡れないよう、必ずビニール袋に入れてください。
■富士山のみどころ
御来光 | 7月は午前4時半前後、8月は午前5時前後に頂上にて御来光が見られ、朝夕天気さえよければ”影富士”の現象を見ることが出来ます。 |
御鉢めぐり | 山頂噴火口の八連峰を一周するコースで、所要時間は約1時間。南中北アルプス、遙か大島の噴煙、伊勢志摩を望む。 |
登山の好期 | 八月初旬から中旬にかけて晴天が多く、大気も澄み、登山の最高期。 |
高山植物 | ミヤマハンノキ・イワツメクサ・ツガザクラ・ミヤマオトコヨモギ・フジアザミ・チヅゴケ・イワズスマ・ハマナシ・コケモモ等 |
棲息動物・鳥 | アナグマ・ササグマ・テン・イワシカ・ノウサギ・サル・タヌキ・コマドリ・イワヒバリ・カヤクグリ・ノビタキ・エゾムシクイ・キビタキ・ライチョウ等 |